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10年の軌跡 [成果物]

生命のメッセージ展の活動は、今年の3月で丸10年、39会場、通算96回を迎え、延べ来場者数189200名の実績を遺しています。 その足跡は、googlemapに「生命のメッセージ展の足跡」として記録しています。
http://maps.google.co.jp/maps/ms?msid=201313825342474587421.00047b14e962b4a0eedbe&msa=0

2007年に生命のメッセージ展の代表、鈴木共子をモデルにした映画「0からの風」が公開されました。 映画の会場でも生命のメッセージ展を体験してもらおうと、自主上映の会場のロビーや空いたスペースに少人数のメッセンジャーを派遣して、ミニメッセージ展という呼び名でも足跡を遺してきています。
http://maps.google.co.jp/maps/ms?msa=0&ll=34.643401,134.519659&spn=29.757463,38.232422

この二つの活動を通じて、大切な家族やともだちを亡くした人たちにとっての癒しの場、そうした喪失体験の無い人にはいのちの大切さの気付きの場を提供してきています。 

犯罪被害者を救済するための犯罪被害者等基本法が施行されてからは、被害者への理解を促進する目的や、被害者の人権を考える取り組みの教材としても注目されてきています。

上記の二つの活動では、山梨県を除く全ての県の公共の施設、学校、更正施設、商業スペースなど、175会場で生命のメッセージ展を開催し、22万9020名の来場者に、メッセンジャーの無言のメッセージと被害者の声を届けてきています。

最近の傾向は、「いのちの授業」と題した教育現場での取り組みです。 特に中学校では、空いた教室で小規模のメッセージ展を数日間開催し、全校生徒、教職員、保護者にメッセージ展を体験していただき、体験後に被害者遺族のお話を組み合わせた教育事業を展開しています。

Fundraiserとして、この事業の維持継続を担保するための資金確保が第一命題となっています。1開催にかかる費用は約13万円(講師謝金、交通費、運送費、維持管理費積立金)ですが、今の学校教育の現場では、この金額を用立てできる公立学校は皆無と言っても良いでしょう。

そこで、「だれかさんのため貯金箱」を利用した開催費用の積み立ての提言を、少しずつ、さりげなく提案させていただいています。 この場合の誰かさんは、私達「いのちのミュージアム」であると同時に、メッセンジャーに出会う機会をもつことになる「生徒」さん「教職員」、そして「保護者」の皆さんとなることを説明して、理解をいただけるように務めているところです。

又、学校にこの授業を出前するための費用を寄付いただける地域のスポンサーを募る努力も、教育現場の皆さんに提言させていただいています。

ロータリークラブ、ライオンズクラブ、ソロプチミスト、青年会議所のような外部の団体を頼る考えが直ぐに浮かびますが、卒業生が後輩にプレゼントするという企画などを実現してもらえたら、素敵なことだなと、思うこのごろです。
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