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学問のススメ いいえ メッセージ展の薦めです。 [より道]

久しぶりにいのちのミュージアムのホームページを更新しました。 更新の中身は、ミニ・生命のメッセージ展の開催提案の追加と、生命のメッセージ展の開催ガイドラインを改訂版への差し替えです。

147命のメッセンジャーを展示する本格的な生命のメッセージ展の開催には、大変な時間と労力と費用がかかります。 昨年度は12回の開催を、敦賀市(福井県)、秋田市、日野市、東京都港区、山形市、福島市、鳥取市、霧島市(鹿児島県)、座間市(神奈川県)川越町(三重県)、宇多津町(香川県)、上野原市(山梨県)の順番で行いました。 かかった総費用は約700万円、準備に関わってくださった方々の延べ活動日数などを思っても見ませんでしたが、改めて考えてみると、人数と日数を掛け合わせると途轍もな区膨大な数字になることだけは間違いありません。 写真は、座間市での開催風景です。
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一方で、30命程度の小規模の開催を「ミニ・生命のメッセージ展」と称して、人権・道徳学習として学校での開催要請を多くいただけるようになってきました。
数日間学校の空教室に展示して、生徒、教職員、保護者の方々に見ていただき、
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最終日に、当団体の代表や、生命のメッセージ展の会員の方に講演をさせていただいています。
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このような活動を、平成23年度は小学校から大学、専門学校合わせて21校で実施し、受講者の皆さんからは「いのちの大切さに気付く、良い機会を得られた」との評価をいただいているところです。

そこで、以下に掲載する学校向けの開催提案をまずは大人たちにお読みいただき、一人でも多くの子ども達に体験する機会の提供を検討いただければと考えております。

教育現場におけるミニ・生命のメッセージ展」開催の提案

1. 提案の背景
日本国憲法は国民の自由に生きる権利を保障しています。中でも生存権は万人が生きる権利をもっているという信念をあらわす語句であり、とりわけ他者の手で命を絶たれることは、基本的人権の侵害の最たるものです。しかし、現実の世界では、飲酒運転や無謀運転による交通殺人、通り魔殺人を初め、多くの人間が「他者の手で」命を奪われています。

全ての国民が、これらの事件の被害者になることなど望むべくも無く、被害者が後を絶たないという事実は、「あなたも被害者になり得る」ということを示しています。

それでは、「自分が被害者になる」ことを避けたいとするならば、何が出来るでしょうか?残念ながら、いくら注意し行動しても、突然襲ってくる無法者による殺戮から身を守ることは出来ません。

では、被害者になることを避けることが出来ないならば、「自分は加害者にならない」ということが「唯一の被害者にならない方法」になると言えるのではないでしょうか。社会を構成する全ての人間が、「自分は加害者にならない」という「実践可能な行動」をとれば、加害者のいない社会、即ち、被害者を生み出さない社会が出来上がり、結果として、あなたは「被害者にならない。」と言えることに他成りません。

それでは、「自分は加害者にならないという決意」の動機付けはどのように出来るのか?
一つの回答は、「被害者の苦しみ、家族の悲しみ、友人の嘆き」など、被害者等の心情を深く理解することであると言えます。

「特定非営利活動法人いのちのミュージアム」(以下「ミュージアム」)では、飲酒運転者や、通り魔、リンチ殺人、一気飲ませ、医療過誤、いじめによる自殺などにより、理不尽に「生きる権利」を奪われた犠牲者を等身大の人型パネル(「生命(いのち)のメッセンジャー」)として各地に派遣し、家族のメッセージや生きた証の靴と一緒に展示して、命の重みを人々に伝え、被害者も加害者も生み出さない社会の実現を夢見ています。

ミュージアムではこれまでに、47都道府県の250を超える会場において展示会を実施し、35万人を超える市民の皆さんに「いのち」について考える機会を提供して参りました。現在では、犯罪被害者等支援、人権尊重の啓発、道徳教育や矯正更生教育、飲酒運転の根絶を目的とした活動において、その成果が認められるようになっております。
この提案書は、いのちのミュージアムが行う「生命のメッセージ展」の小型版(以下「ミニ・メッセージ展」)を小中学校、高校、大学などに派遣し、生徒・学生を始め教職員や保護者の皆さんにいのちの大切さを訴え、犯罪の無い社会を生み出すための「種まき活動」を、教育現場でさせていただくものです。

2. 実施の具体的内容
 (1)開催の受託と運営
市町村、PTA及び関連団体、及び学校からの委託をうけて、いのちのミュージアムが実施することとします。 
設営、撤収などの運営にあたっては、実施校の近隣に住む生命のメッセージ展会員又は生命のメッセージ展の運営経験を有する賛助会員が立ち会うことを条件とします。

 (2)ミニ・メッセージ展用のメッセンジャー・チームの編成
現在全国各地で行われているフル・スケールのメッセージ展には147名(平成24年3月現在)のメッセンジャーが参加するが、本提案においては、20名程度のメッセンジャーを編成することを想定しています。メッセンジャーの構成は、生徒・学生に命の大切さを訴えるのに最も力強いメッセージを送る事ができると思われるメッセンジャーを選抜して派遣することとします。

(3) 学校への派遣
学校への派遣に当たっては、事前に学校側に教職員・生徒・学生・保護者などによる「受け入れチーム」の構成を依頼し、学校内の生徒・学生が実施に主体的に関わる体制が取れることを理想とします。いのちのミュージアムが一方的にメッセンジャーを派遣し、学校側が受動的に対応するに過ぎないという事態は回避することが大切であると考えます。

(4) いのちの大切さを訴える講演、或は、被害者の体験学習
ミュージアムが行うメッセージ展では、ミュージアム館長による講演、或は、被害者の父母や兄弟などによる講演会を行っていますが、ミニ・メッセージ展においても、可能な限りにおいて、このような講演の機会を設けることをご検討頂きたい。

(5) 映画「ゼロからの風」の上映
ミュージアムでは代表理事である鈴木共子氏の体験を基にした映画「ゼロからの風」のバリアフリーDVDを作成しており、メッセージ展等、機会ある毎に上映し、被害者の立場で飲酒運転殺人の悲惨な状況を訴えています。ミニ・メッセージ展開催に当たっても、学校におけるこの映画の上映もオプションの一つとして加えることをご検討いただきたく思います。

(6) 展示物と費用
展示物リスト
○ メッセンジャー、20名程度。但し、展示スペースに応じて対応可とする。
○ メッセンジャーの遺品の靴
○ 生命のメッセージ展を説明するA1サイズのパネル 2枚
○ 生命のメッセージ展の横断幕(600x1200) 1枚
○ その他、オプションとして書籍、CD、オリジナルグッズ等の販売品
    
    開催に要する費用
メッセンジャー派遣費(20名、輸送費、保守保全充当金として)
○ メッセンジャー一人あたり3000円、上限最大 50,000円
但し、派遣1回につき最長10日間の派遣につき適用します。

    立会人の旅費交通費
○ 実費を請求させていただきます。

    講師謝金
○ 一時間以内、20,000円を目安としてご対応をお願いします。
     
    映画上映
○ 500名の鑑賞人数までDVDレンタル料として30,000円。

(7) 求める結果
ミニ・キャラバンを最長10日ほど派遣し、その間に生徒・学生が「生きるという人権」とは何であるのかを「考える時間をもってもらう」ことを狙いとします。 また、学校側からキャラバン派遣の効果の検証結果をヒアリングし、データとして蓄積し、結果の検証資料といたします。

3. 更なる発展の考察
地方自治体内の学校にて「ミニ・メッセージ展」が継続実施されれば、その成果は家庭を通じて市民へ大きな影響を及ぼすことが出来ると考えます。
このように考えれば、この「ミニ・メッセージ展」の実施は、学校を単位とした「教育現場」での活動に留まるものではなく、自治体全体の活動として捉えることが出来、市内で活動する各種の「市民活動」との関わり合いを持つ事が重要になると思われます。

即ち、この運動の成果がもたらすものは、地域社会の犯罪の減少に繋がり、市民生活の「質の向上」を意味することになります。

メッセージ展と同様に、市民生活の向上を目指す運動とのコラボレーションを計り、行政機関をまきこんだ「地域社会生活向上運動の一部」としての位置づけがなされれば、ミニ・メッセージ展は学校から一歩踏み出し、市民生活への貢献が出来、新しい街興しの一つの形となることが期待できます。

これまでに「いのちの授業」として生命のメッセージ展やミニ・メッセージ展を行った学校では、生徒に非常に大きなプラスの影響をもたらしている事が確認されています。

この事実が多くの市町村で体験・確認され、全国に及ぶことになれば、人が安心して暮らせる安全な環境の整備につながることになると考えます。

以上、長文におつきあいいただき、ありがとうございます。

この提案者に関するご質問、お問い合わせはいのちのミュージアム事務局までご連絡ください。


鹿児島で見つけたCafe [より道]

犯罪被害者週間の国民のつどいにタダで間借りする形で生命のメッセージ展in霧島の宣伝のため、小規模のメッセージ展を開催しました。

今回の収穫は、Diniz カフェの発見です。帰ってからネットを調べたら、ちゃんとHPがありました。
http://diniz.synapse-blog.jp/

場所は、下の西郷さんの銅像の横の小道を入ったところに佇む石蔵の1階と2階です。
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2階に通されると、そこにはコーヒー豆をロースト中のご主人がいらっしゃいました。
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このオーナーさんはブラジル人。矯正歯科のプロフェッショナルにもかかわらず、人生楽しまなければと、日本人の奥さんと一緒にこだわりのコーヒーを提供されています。

いただいた料理はサンドイッチ。 鴨肉のローストと茄子や季節野菜のパテ、地鶏肉のトマト煮を挟んだサンド、モッツァレラチーズと鴨胸肉と野菜のパテの三種類。 どれも、大変おいしくいただきました。
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鹿児島の人がうらやましい。

MINI FM生放送に飛び入り出演 [より道]

生命のメッセージ展in鳥取も二日目の開催を終了し、いよいよ明日が最終日となりました。
とりぎん文化会館からホテルへの帰り道、通りすぎたミニFM局が生放送中であることを発見。
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生命のメッセージ展のチラシを駄目もとで硝子窓越しに生放送中のパーソナリティの方に見せたところ、中に招きいれていただき、そのまま生放送に飛び入り出演
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なんの前知識もないパーソナリティーの方にチラシを見てもらいながら、トークの相棒(?)を務めさせていただくこととなりました。
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しっかりと生命のメッセージ展の宣伝と、映画「0(ゼロ)からの風」の上映の宣伝をすることができました。 いよいよ明日が最終日となった会場で、「FMラジオを聴きましたよ」という来場者と出会うことができるのか?  楽しみなところです。

さがみはら市民活動フェスタにて [より道]

相模原市民活動サポートセンターのMさんより、淵野辺公園で開催されるフェスタの会場で、「だれかさんのため貯金箱」の説明と配布活動の助っ人を頼まれたので、本日行って参りました。

川口からは、新宿から小田急線で相模大野まで行き、バスにて会場に向かいましたが、会場のバス停から二つ前から大渋滞、予定の10時を10分ほど過ぎて銀河アリーナ前に設営された本部テントに到着。

早速、本部前を行き交う人たちに貯金箱の配布を開始。

キャッチフレーズは、500円で120枚、6万円が貯まることと、自分へのご褒美にiPhoneに手が届くことにして、笑いと興味を誘うことに成功しました。

用意した1000枚は、午後2時にはALL GONEとなり、一時間あたり300枚、一分あたり5枚の配布が出来たことは、なかなかのパフォーマンスだったと思います。

誰一人捨てる人も無く、皆さん家にお持ち帰りいただけたようです。

特に、ご年配の方は孫にといって、一人で2〜3枚をお持ちになりました。

さて、何人の人が相模原のサポセンに寄付として持参してくれることか? 気長に報告をお待ちすることにします。

そんなことよりも、1000枚の貯金箱シートの配布によって、何人の人の目に「だれかさんに寄付を届けて欲しい」というメッセージを届けることができたかが重要なことです。

勝手に期待を込めた予想としては、だれかさんのため貯金箱という存在そのものを1000人の3倍くらいの人には知ってもらえたと思います。


オフィシャルグッズ 第二弾 [より道]

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いのちのミュージアムのオフィシャルグッズとして、オリジナルデザインのTシャツが誕生します。

専属ボランティアアーティストの「よしこ」さんの手によるデザインです。
左のデザインは、虹の上をいろいろな「誰かさん」が歩いているところをイメージしたものですが、デザインはよしこ作の下のイラストから発展させたものです。
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右の「のぞき見をする少年」は、ミュージアムの男子トイレの内側に描かれているイラストです。あなたのだれかさんを見つける行為を連想してもらえると思います。

いずれも、だれかさんのため貯金箱に関連させた、いのちのミュージアムのオフィシャルグッズです。

サイズは、XL、L、M、の3種類。 価格はどれも1800円です。 生命のメッセージ展の開催会場、いのちのミュージアムのショップでお求めいただけます。


初フリマ [より道]

湘南なぎさ市は晴天に恵まれ、穏やかな風に助けられ、無事終了しました。

フリーマーケットというものは、私にとっても初体験。今日お会いすることができた人達とは、ほぼ全員が初対面。

物を売るというよりは、だれかさんのため貯金箱を通りすがりの人たちに手渡すことで生まれたふれあいが、何よりの成果でした。 貯金箱を手にとりながら私の説明に立ち止まって、最後に微笑みを返してくれた人たちに癒されました。

テーブルの上に飾ったサンプルの貯金箱を指でさしながら、「くみたてると貯金箱になります」と言って貯金箱シートを差し出すと、最初は拒む素振りを見せた殆どのひとの表情から、訝しさが興味に変る瞬間を読み取ることが出来ました。

その後に、「貯金を寄付していただく活動です」とフォローの言葉をいれると、間違いなく受け取ってくれた人の表情が笑顔にかわりました。

今日、配った枚数は100枚くらいだったでしょうか。 同じようなアプローチをして完全に拒否された人はたったの3人。

これって、ティッシュ配りの効果よりも遥かに高いのではないでしょうか?  対面で手渡すマーケティングツールの評価としては、相当の優れものではないでしょうか?

その道の専門家の方にこの日記が目にとまりましたら、コメントをいただきたいものです。 どなたか、宜しくお願いいたします。

ポケトマネーに意志を持たせよう! [より道]

だれかさんのため貯金箱にポケットマネーを貯めて、目的のはっきりした活動や、共鳴する活動をしている団体に寄付することは、その行為を通じてあなたの「賛同する意志」を伝えることと同じです。

毎日のようにポケットに取り残される小銭。家に帰って、ポケットの底に居る彼らの存在を指先にかんじたら、小銭入れに戻す前にこの貯金箱に貯めることを思ってください。

ポケットマネーで始める震災支援に、この貯金箱を活用してください。

以前作成していた東日本震災復興用にデザインしていた貯金箱の新たな提案を開始しました。貯金箱を、企業CSRと企業PRのに利用いただく企業スポンサーの募集を目指した提案です。
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地元の社会福祉協議会の方に、貯金箱の側面に社協の寄付受付口座を有償で印刷することを提案したところ、快く検討を開始してくださることになりました。(サンプル画像は、日本財団の口座情報を記載してあります。しかし、日本財団への提案はまだ行えておりません)

もし、これが実現すると、三方一両徳の関係が成立することになります。 
社恊は、僅かな負担で寄付の拡大が期待できるツールと機会を得ることとなり、新たな財源を確保できることになります。
企業スポンサーにとっては、社協から貯金箱の印刷費の一部負担を得られることから、CSR/PRのコスト軽減がはかられます。又、社協の寄付口座を印刷した貯金箱の配布は、企画の信頼度を高めることにつながります。
いのちのミュージアムにとっても、社協の参加はだれかさんのため貯金箱プロジェクトの信頼への貢献を享受できることと同時に、企業スポンサーを募集する上でのコスト面のハードルを低く抑えることが期待できることになります。

われながら、Beautiful な企画に仕上がりつつあると思う、今日この頃です。




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田中好子さんの訃報に触れて・・・ [より道]

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画像は、今から4年前に公開された映画「0(ゼロ)からの風」のチラシです。主人公のモデルは、いのちのミュージアムの館長で、生命のメッセージ展代表の鈴木共子さんです。 その役を演じたのが、田中好子さんでした。

その田中さんが乳がんで亡くなられたという訃報を知り、本当に驚きました。

映画には、メッセージ展の人型メッセンジャーが128命出演しています。映画の中では、生命のメッセージ展の「夢」だった「いのちのミュージアム」を一足さきに完成させてもらい、その夢を昨年9月に実現し、ミュージアムのオープン記念グッズの役も担っているのが「だれかさんのため貯金箱」でもあるのです。

来月の5月からは、高校向けに命の大切さを受け止めてもらう目的で、この映画のDVDを希望高校に無償で配布する企画を本格的にスタートするところでした。 今の高校生は、キャンディーズもスーちゃんも知らないと思いますが、団塊世代の親と一緒に、この映画を通じていのちの大切さを考える時間を改めて持ってもらえたらと思います。

映画のこと、いのちのこと、生命のメッセージ展のことが気になったら、私達のホームページを訪問して見て下さい。

合掌。

湘南なぎさ市の概要決定! [より道]

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急遽運営団体に参加することになった「湘南なぎさ市」の概要が固まり、チラシ原稿が出来上がりました。

子どもむけの目玉となる「宝探し」の商品提供スポンサーの確保に奔走する日がスタートです。とりあえず、ボールペン50本を確保しました。 DSとかWiiとかのゲーム提供を期待していますが、どうなることか? 最後まで諦めずに頑張ろうと思います。

大目玉の「支援ファーマーズマーケット」用の野菜の確保は、野菜ソムリエの方が協力してくれることになり、茨城県産の野菜を集めて販売することになるようです。

いのちのミュージアムでは、有明産の寿司海苔を販売する予定です。 加工会社が相馬市の会社で、避難指定地域でもなし、放射線量も問題ないのですが風評被害に遭ってネットショップもクローズに追い込まれている会社の製品を販売する準備をしています。 10枚一袋で原価は210円。 これを寄付付きで300円位で販売できたらと思っています。 独自商品は、ミュージアムショップで販売しているグッズや、だれかさんのため貯金箱を販売する予定です。

海苔のほうはこれから発注しますが、もし希望者の方がいれば「いのちのミュージアム」のホームページの問合せアドレスからご連絡ください。

5月14日が晴れることを祈っています。
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いのちの授業と貯金箱 [より道]

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特定非営利活動法人いのちのミュージアムでは、小学校〜高校向けに「いのちの授業」を提案しています。 昨今では、同じ名前の道徳教育を、被害者支援センターや警察が学校向けに呼びかけているようですが、私達の活動は犯罪被害者の講話と「生命のメッセージ展」を組み合わせた教育活動で、学校の空いている教室に等身大の人型パネル(私達は、いのちの大切さの伝道師として『メッセンジャー』と呼んでいます)を20命〜30命を数日間派遣して展示いただき、児童生徒さん、先生、そして出来れば保護者や近隣の住人の方々に見学の機会と、展示の最後の日に被害者遺族の講話(約45分程度)をセットにして提供する道徳授業を有料で行っています。

生命のメッセージ展が誕生して10年が経ち、全国を巡回する展示会も間もなく100回を迎えるところですが、会場に来場くださったり報道をご覧になった先生から開催の問合せを沢山いただいています。 全国で展示会を開催している関係で、問合せは北は北海道から南は長崎県の離島の学校まで、広くいただいているところです。

遠隔地の要請にお応えする場合の最大の問題は、旅費と運搬費です。どちらの学校も予算の制約があり、流石に九州や北海道の学校には日野からでかけて行くには費用がかかりすぎるため、開催に二の足を踏まれるケースが殆どです。

そこで、学校やPTAの予算の不足を補填するための一つの手段として、だれかさんのため貯金箱プロジェクトへの協力を提案させていただくことにしています。 この場合は、だれかさん=いのちのミュージアムとなることを生徒さんや保護者の方に説明して、理解と協力をお願いさせていただくことで、将来の寄付につながることを期待することが出来る場合には、少々の赤字でも開催させていただいています。

今年は、代表の地元神奈川県内の学校からの開催依頼が続いていることから、「市民ファンドレイジングinかながわ」の宣伝を兼ねることができたらなぁ?と考えているところです。

明日は、横浜市の平楽中学校にメッセンジャー派遣と展示設営のため訪問する予定です。学校の近隣にお住まいでご興味のある方は、学校に問い合わせてみてはいかがでしょう?






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