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業務レポート [ため貯箱の利用事例]

今日の訪問させていただいたのは、某信用金庫の支店長さんでした。

毎年開催している地域の商店街とのコラボレーションイベントで、信用金庫専用デザインの「だれかさんのため貯金箱」を制作して配布することを検討されていました。

「だれかさんのため貯金箱」に目が止った理由は、デザインの可愛さと、貯金箱を通じた家庭の団らんのイメージが想像でき、震災の街頭募金や店頭での義援金募金の呼びかけのマンネリ化への対応策として、家族の想いのこもった寄付の提案が出来ると、考えられたからとのことでした。

試験的に支店の予算で制作することを検討されていましたが、残念ながら提示いただいた予算額ではご要望にお応え出来ないと回答させていただきました。 

代替案として、汎用モデルとして制作した初版貯金箱を制作原価以下の1枚30円でご提案いたしました。 在庫があと1050枚と残り少なくなっていますが、イベント用に必要な枚数は確保できています。

支店長さんにご満足いただけない点は、信用金庫の名前をアピールできるスペースが小さすぎるところだと思います。generic_back .jpg
裏面の右上コーナー部分にある、貯金箱の補強用底紙のスペースを利用して、会社名をスタンプで捺印するぐらいしか考えられないからです。

追加でシールを用意して、表面の既存の印刷スペースを覆いかぶせて、支店用の宣伝スペースに転用する可能性について補足提案をさせていただきましたが、さて、どのような決断をされるか、お返事をお待ちしたいと思います。

今日の訪問での収穫は、被災地への寄付募金活動の維持継続に、転機が訪れつつあるという認識を共有できたことです。 震災からまもなく3ヶ月。一般市民の寄付はほぼ一巡したのではないでしょうか?

今、私達は、この貯金箱を使って、復興支援の前線で活躍する復興ボランティア団体に支援金が届けられるプロジェクトを検討中です。 

アナログの貯金箱とネット、携帯電話サイトを連携させてボランティアスタッフの顔や活動が見える寄付の仕掛けと、企業や行政の参加をよびかけて長い復興活動への対策を構築すベキだと思っています。

今考えているプロジェクトの名前は、「復興の助っ人プロジェクト」。 復興ボランティアへの助っ人を目指す仕掛けですので、「助っ人の助っ人」プロジェクトと命名しても良いかもしれません。
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