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子育てまっただ中のやさしいおかあさん [雑談]

いのちのミュージアムがオープンして、間もなく1年が経ちます。
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いろいろな方たちが訪問してくださっていますが、その中で、こらはちょっと書き残しておきたいと思うお話を一つ紹介します。

7月ある日、5歳と3歳くらいの男の子を連れた子育てまっただ中の若いお母さんが、チャリのチャイルドシートに二人を乗せた自転車で通りすがりに、道ばたのミュージアムの案内板を見つけて探検しに訪問してくれました。

予定した訪問ではなかったので滞在時間は少しでしたが、ミュージアムの活動に理解を示して、また来ますねと言って帰っていきました。

そして今月、元気なお子さんを連れて再訪してくれました。今度はじっくり、メッセンジャーひとり一人に時間をかけて対峙してくれました。 おかあさんがそんな時間をもっている間、元気に廊下を走り回り、大きな声をあげながら無邪気に遊ぶ子ども達が時折母親のところに言って声をかけるのですが、お母さんはメッセンジを読むことに没頭しているため、子どもの呼びかけに上の空で応えていたところ、年下のお子さんがお漏らしをしてしまいました。

さて、このおかあさんは、おしっこを漏らしたおちびさんにどのように対応したでしょうか? という質問です。

このおかあさんは、子どもをしかることなく、子どもの背丈まで腰を落として「○○ちゃん、ごめんね、おかあさん気がつかなくて。がまんして、大変だったね」と声をかけたのでした。

これぞ、EMPATHY. こんなやさしいお母さんに育てられた子どもは、どんな大人になるのだろうか?と微笑ましく思えた瞬間でした。


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